皮/果肉はしっかりまとまっていて歯切れが良い、入り組んだ果肉は非常にミーティーで食べ応えがある
甘味/酸味/風味すべてが濃厚、グッとくるインパクトがありながらも絶妙のバランスで、何かが突出しすぎていたり物足りないということはなく、満足感のある仕上がりになっている
2023年にレビューした「硬く締まっていてキャンディーの香り」という印象とはやや違っている、これはたぶん栽培環境が変わったからで、昨年がむしろ特殊だったのだろうと思う
それでもウマイということに変わりはない、余韻に残る独特の香りは例えるならば「ニンジンジュース」のようとも表現できる
複雑な余韻の中に僅かなトマト臭さを感じる、が、これはスッキリ系を求めているときのようには気にならない、むしろここでは「フルボディ」なトマトに真っ向から対峙する、そういう姿勢をもって望みたい
★★★★★
